地震が起きたら最初にすること|発生直後10分の行動チェック

結論:地震が起きたら、まず身の安全の確保が最優先です。揺れている間は、頭を守って丈夫な机の下などに入り、その場でじっとします。あわてて外に飛び出さない・揺れている最中に火を消しに行かないのが基本です。火の始末や避難は、揺れがおさまってから落ち着いて行います。この記事では、発生直後の数十秒から最初の10分でとるべき行動を、公的機関の情報をもとに順番に整理します。

この記事の内容

  1. まず最初の数十秒:身の安全を守る
  2. 場所別:そのときどうする
  3. 揺れがおさまったら(最初の10分)
  4. やってはいけないこと
  5. 発生直後10分チェックリスト
  6. 今日やること(事前の備え)
  7. 関連記事・参考資料

まず最初の数十秒:身の安全を守る

大きな揺れは、長くても1分ほどで弱まることがほとんどです。まずはあわてず、次の行動で自分の身を守ります。

  • 頭と体を守る:丈夫な机やテーブルの下にもぐり、机の脚をしっかり持つ。机がなければ、かばんやクッションで頭を保護し、姿勢を低くする。
  • 倒れてくるもの・落ちてくるものから離れる:家具、テレビ、本棚、窓ガラス、照明器具の近くから離れる。
  • あわてて外に飛び出さない:屋外は、窓ガラスや看板、瓦などの落下物でかえって危険なことがあります。
  • 火を消しに行かない:揺れている最中にコンロやストーブに近づくのは危険です。火の始末は、揺れがおさまってから行います。

場所別:そのときどうする

家の中にいるとき

机の下などで頭を守ります。寝ているときは、枕や布団で頭を守り、家具が倒れてこない位置に移動します。落ち着いたら、ドアを開けて出口を確保します。

屋外・路上にいるとき

ブロック塀や自動販売機、看板、ガラスの近くから離れます。かばんなどで頭を守り、できるだけ開けた場所へ移動します。狭い路地、塀ぎわ、崖、川べりは避けます。

エレベーターの中にいるとき

すべての階のボタンを押し、最初に停まった階で降ります。閉じ込められた場合は、無理にこじ開けず、非常用ボタンで連絡を取り、落ち着いて救助を待ちます。

車を運転しているとき

急ブレーキは避け、ハザードランプを点けてゆっくり減速し、道路の左側に停車します。揺れがおさまるまで車内で待機し、ラジオなどで情報を確認します。避難するときは、緊急車両の通行の妨げにならないよう、キーは付けたまま(または車内に置き)、ドアはロックせずに徒歩で避難します。

駅・商業施設など人の多い場所

かばんなどで頭を守り、ガラスや陳列棚、つり下がった照明から離れます。あわてて出口に殺到せず、係員や館内放送の指示に従います。

揺れがおさまったら(最初の10分)

  1. 足元を確認し、靴やスリッパを履く:割れたガラスや陶器でのけがを防ぎます。
  2. 火の元を確認する:コンロやストーブを消し、使用中でなければガスの元栓も閉めます。出火していたら、無理のない範囲で初期消火を行います。
  3. 出口を確保する:ドアや窓を開けて、避難路を確保します。
  4. 正しい情報を集める:テレビ・ラジオ・自治体の公式発信などで、震度・津波・避難情報を確認します。SNSの未確認情報は、うのみにしません。
  5. 家族の安否を確認する:電話がつながりにくいときは、災害用伝言ダイヤル(171)やSNS、災害用伝言板を活用します。
  6. 海や川の近くなら、すぐ高台へ:強い揺れや弱くても長い揺れを感じたら、津波警報を待たずに、できるだけ高い場所へ避難します。
  7. 避難するときはブレーカーを落とす:通電火災を防ぐため、電気のブレーカーを切ってから避難します。

やってはいけないこと

  • 揺れている最中に、あわてて外へ飛び出す
  • 揺れている最中に、火を消しに行く
  • 地震直後にエレベーターを使う
  • 安全確認ができる前に、ライターやろうそくなど火を使う(ガス漏れの危険)
  • 未確認の情報(デマ)を拡散する
  • むやみに車で移動して、道路を渋滞させる

発生直後10分チェックリスト

  • 頭を守り、丈夫な机の下などで姿勢を低くした
  • 揺れがおさまるまで、その場で待った
  • 靴を履き、足元の安全を確保した
  • 火の元を確認・処理した
  • ドアを開けて出口を確保した
  • ラジオ・公式情報で津波・避難情報を確認した
  • 家族の安否を確認した(171・災害用伝言板など)
  • 避難が必要なら、ブレーカーを落として避難した

今日やること(事前の備え)

とっさの行動は、事前の準備で大きく変わります。今日のうちに、次の3つを進めておきましょう。

  1. 家具の転倒防止(固定金具・突っ張り棒)と、寝室・出口に倒れてくる物がないか確認する。
  2. 家族の集合場所・連絡方法(171や災害用伝言板の使い方)を1つ決めて共有する。
  3. すぐ持ち出せる防災バッグと、最低限の水・食料を用意する。

参考資料(一次情報)

※本記事は上記公的機関の情報をもとに整理しています(確認日:2026年6月)。災害時は、お住まいの自治体・気象庁・消防などが発表する最新情報を必ず優先してください。

更新履歴

  • 2026年6月28日:記事を公開。

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